線香
仏教では古くから、仏さまに線香を供えることを重要なこととしてきました。
この仏さまに供える行いを供養といい、線香・花・灯明が供養の基本です。
また線香は、仏さまを供養すると同時に、自らの不浄な心身を清めるために供えます。
線香の供え方は、ローソクの火から点火し、香炉に1本ずつ立てます。
線香の本数は正式には宗派で違いますが、一般に1〜3本を供えます。
浄土真宗は線香を立てずに、適当な長さに折って火をつけ、香炉に寝かせます。
線香を消すときは口で吹かずに、手であおいで消します。
ローソクも同じです。
人間の口はとかく悪業を積みやすく、けがれやすいものなので、仏さまに供える火を消すには向かないからです。
線香は、葬儀や法事、お盆などの贈答用品として使われます。
最近は、年末の喪中ハガキが届いたときに進物用線香を送る方が増えてきました。
線香を贈る場合は、のし紙に「御霊前」「御佛前」「御供」などと書きます。
下に名前や会社名を入れことも多いです。
・表書きの「御霊前」は、葬儀など四十九日までの仏事に使用します。
・「御佛前」は、四十九日後のすべての仏事に使用します。
・「御供」は、四十九日の前後関係なくすべての仏事に使用します。
進物用線香
「御佛前」のし紙
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